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医学部に行くにはお金がかかる?


よく“医学部進学”というとお金のかかるイメージ、ありませんか?

たしかに間違ってはないんです。


入学初年度1000万円(!!)なんてところもいくつかあるんです。
また、授業料以外にも、合格を勝ち取るまでの受験戦争にそこそこお金がかかっている人も多いかなと印象です。(受験の道のりでかかるお金に関してはまた別の記事で書きたいなと思いますので、後日の記事をお楽しみにしてください。)


ただ、すべての学校がこんなにお金がかかるわけではありません。


国立大学はどの学部も1年間あたり53万円なんです。

(出典:文部科学省「国立大学と私立大学の授業料の推移」ただ2020年千葉大の値上げなどがあり今後は各大学一律でなくなるかもしれません)


公立大学も国立大学に似た数値で60~80万程度です。


これらの数値は私立の文系学部よりもかなりお安いんです!


私立大学文科系の平均金額は70~80万円だそうです。

(出典:文部科学省「平成29 年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について」)


これらはすべて授業料のみの比較なのでこれに初年度は入学金が、毎年施設設備費が加算されます。


どうですか?文系に進学するより安いっていうのは意外だった方もいらっしゃるのではないでしょうか?


もちろん私立医学部はこの数十倍かかります^^; (それに非公開の寄付金や追試の度に徴収されたり、というのがあるようですよ。)


ちなみに、アメリカの医学部(メディカルスクール)は、私立のハーバード大学は年650万円ほど、公立のカリフォルニア大学ロサンゼルス校は州外の生徒は年500万円ほどかかるようです。意外に私立と公立の差がないんですね。

こう考えると日本の国公立大学医学部の学費の安さは正直かなり恵まれてますね。我々夫婦も国公立大学出身なので、感謝感謝です。


いずれにせよ学費というのは子育て世代にとっては心配なものですよね。私もたくさんお金をかけてもらって育ったのだなと親になってみると改めて感じさせられます。


これをみて下さっている中高大生のみなさん!親御さんの苦労を少しでも感じ取っていただけると幸いです。(笑)

そして逆にいえば、「うちはお金がないから医学部は無理だよ」ともし言われても頑張れば国公立医学部に進学できるかもしれません!


また、国公立医学部でも、結局は中の生徒はお金持ちばかりで、裕福な家庭でないと馴染めないんじゃないの?と思われている方もいるかもしれませんが、もちろんそんなこともありえません。

国公立医学部の中にもお金持ちもいますが、裕福でない家庭出身の生徒も多数います。このような家庭の経済的な多様性に触れられるということはいい経験になるなと思います。


(ちなみに付け加えると、絶対に医者になるのがいい、と思っているわけでは全然ありません^^;)

まとめ

・日本の医学部の学費は私立はかなり高いが、国公立は安い!!

・アメリカの医学部の学費は公立、私立共にとても高い。

・日本の国公立医学部は、学費の面から考えるとものすごくお得!?
・国公立医学部なら、お金だけで諦めるのはもったいないかも!?

ではまた!

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