こんにちは!ママドクです。
近頃「リテラシー」って言葉ちらほら耳にしますよね?
これ何かご存じでしたか?
リテラシー=「物事を正確に理解し、活用できること」(出典:新語時事用語辞典)です。
最近カタカナ語が多くてこんがらがりますよね^^;でも“クラスター”という言葉もコロナが始まった頃は「それなんだっけ」という感じでしたがもうすっかり頻用単語ですもんね。言葉は使えば使うほどになじむのを実感します。
話を戻すと、つまり「金融リテラシー=お金のことを正確に理解し、活用できること」となります。
日本の金融リテラシー
この金融リテラシーが日本は低いことで有名なのです!
経済協力開発機構(OECD)の調査ではお金に関するテストの正答率で30か国中の日本は22位・・・!(1位はフィンランドでした)
(出典:OECD/INFE“International Survey of Adult Financial Literacy Competencies(2016)”)
これを「向上の余地が大きい」と日銀の調査結果では優しく表現して下さっています(笑)
(出典:日本銀行“金融リテラシー ~人生を豊かにする「お金」の知恵~”)
日本人は「投資」というとギャンブルの印象が強いのではないでしょうか?
何を隠そう、私もその一人でした!!
少しでもリスクがあるものは怖い、貯金が一番!と信じて疑わなかったのです。
なんならお金に「勉強」があるということもわかっていなかったと思います。
私の印象では医師は特に金融リテラシーが低く、税金も多く払っている気がします。
医師の皆さん!せっかく稼いだお金を守りましょう!!
抑えておきたい基本の金融知識
まずは節税として「ふるさと納税」ですね。これはキホンです。
その次に、ideco(個人型確定拠出年金)とNISA(少額投資非課税制度)です。
ふるさと納税
ふるさと納税はすでにしていられる方も多く最近はテレビCMなども始まりましたよね。
これはざっくりいうと、もともと払う予定だった税金分のお金を他の自治体に寄付することで、その自治体から何かしらの返礼品をもらえるということです。
つまり返礼品を全額タダでもらえるようなものなんです!
細かくいうと自己負担2000円はありますが、実質2000円以上相当の返礼品がもらえることが多いので(ご自身の年収によります)本当にお得なのです。
「ふるさと納税」で検索するといろいろなサイトがでてきますが、お得感をより求めるならば楽天カードを利用して5と0のつく日、かつお買い物マラソン中に楽天ふるさと納税で注文するのがもっともお得です。
ideco
次にidecoですが、これはざっくりいうと非課税で老後に向けての資産形成ができるシステムです。
1号保険者(=自営業など国民年金の方)は最大毎月67,000円、2号保険者(=会社員など厚生年金の方)は会社にもよりますが毎月12,000円〜23,000円をidecoで積み立てることで支払った全額が確定申告で所得控除となります。
そして元本保証型と元本変動型を選びます。元本保証型は単に定期預金です。そして元本変動型は投資ができます。投資の内容はidecoを契約する証券会社によってラインナップは変わってきます。
idecoの最大の欠点は60歳まで引き出せないことなので、あなたがまだ30歳頃ならば断然元本変動型をおすすめします。時間を味方にできるからです。
NISA
次にNISAですが、これは本来投資で得た利益に大しては20%の税金がかかるのですが、それを0%にしてあげます(=非課税にする)という制度のことです。NISAとつみたてNISA、ジュニアNISAなどがあります。
これはidecoのように支払った分が所得控除になったりはしませんが、上記の理由で投資するならば利用しないともったいない制度です。
国が国民のマネーリテラシーをあげて欲しいがために造設した制度なので是非利用しましょう。
今回は本当にざっくりご紹介しました。笑
これらを知らずして「住宅ローン組もうかな」、などと言ってはいけません!笑 住宅ローンを組む前にお金の勉強は必須です。
かなりざっくり説明だったので、より詳しく知りたい方には
Youtubeのリベラルアーツ大学がおすすめです。
今日紹介したものたち以外にもたくさんのお金の知識を教えてくださいます。
医学生のみなさん!医学部に限らず学生のみなさん!時間があるときにお金の勉強は必ずしておきましょう。将来確実に役に立ちます。
一緒にお金の勉強して資産を増やしましょう!
では!