昨日の投稿で「○○はつづくよどこまでも」というのを昨年放送されたTBSドラマ「恋はつづくよどこまでも」から転用させていただきましたが、実はママドクは当時、恋つづにハマりにはまっていたのです(笑)
今日はその恋つづを用いて医療ドラマのあるあるな“なしなし”についてご紹介したいと思います。
医師が看護師を育てる、ということはない。
「俺がお前を一人前にしてやる」と佐藤健さんがかっこよくおっしゃってましたが、実際には医師と看護師は全くの別職種です。業務内容があまりに違うので医師が看護師を育てるという概念はありません。
患者が退院するときに医師が玄関までお見送りすることはない。
こちらは医療ドラマでよくあるシーンですよね。
しかし死亡退院なら話は別ですが、一般的な退院を医師がお見送りすることはありません。
なぜならばその人が退院している時間に他の患者さんが入院してきているからです…!
大体朝の回診で「今日退院ですね、お気をつけてお帰り下さいね」といったような挨拶を交わす程度です。もちろんその前に次回の外来はいついつですね、っといったやり取りはすましています。
医師は記者会見をしない。
担当患者が日本初の治療をするということで記者会見をしているシーンがありました。なんと患者さんの実名まで公表していました…!
これは立派な守秘義務違反、刑事罰です!(笑)
たとえ日本初であろうと、このようなイベントはなく、院内ですら大した話題にならず淡々と過ぎ去っていきます。医者の仕事って地味なんですよ…
循環器内科はタートルネックを着ない。
天堂先生のシンボルといえばタートルネックですよね!いやぁー、かっこよかった!笑(ちなみにママドクは上白石萌音さんのファンです^^)
しかしながら循環器内科が仕事中タートルネックを着ることはありません。循環器内科の制服はカテ着(と言われるオペ室でも着るような上下セットの青か緑のアレ)に白衣を羽織るか否か、です。
タートルネックを着ない理由はずばり、暑いからです。
ただでさえ年中最適な室温にコントロールされている病院内で、心臓マッサージをする機会が多い循環器内科にタートルネックを着るひまはありません!笑 (心臓マッサージは30回やるだけでもかなり身体が熱くなります)
そしてカテーテル治療の機会が頻回にくるのでカテ着で生活するのが合理的なのです。
出演者がみんな身なりが整いすぎている。
これは医療ドラマ全体ですが、まあドラマなので当たり前かもしれませんが、登場人物の身なりが整いすぎています^^;
現実の医者は当直明けは眼鏡にすっぴんだし、髪も適当、なんならカテ着などはだらしなく着る方がかっこいい?という風潮さえ感じられます。
病棟の看護師が外来に来たりカテ室に入ったりしない。
ドラマでは上白石萌音さんと佐藤健さんが病棟、外来、カテーテル室などあらゆる場面で絡むシーンがありましたが、現実はそれぞれに担当看護師がおり、すべて同じ人物というのはあり得ません。
看護師は持ち場が決まっていて、医師は患者が決まっている、というイメージでしょうか。
医師はいろんな場所で働きますし、逆に看護師は担当患者が日替わりで変わります。
「これは治療だ」いってキスをしない
これは言わずもがなです笑笑 いやぁ、斬新なシーンでした!(//▽//)
いかがでしたか?“なしなし”が沢山あってもとても楽しくみさせてもらえたドラマでした!ヒゲダンの曲も最高でしたよね!