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英会話力ゼロから1年間でTOEFL iBT 100を超えるまで 〜TOEFL受験記①〜

こんにちは!

パパドクです。

まいど長らくご無沙汰しております。笑

突然ですが、みなさん、どの程度英語の勉強をしたことがありますか?

実は、わたくし、この1年間、コロナの陰でひっそりと英語の勉強に励んでいました。

そして、実は少しばかり海外への留学を志しています。

そこで、海外留学で必要になるTOEFL(TOEFL iBT)という英語能力を測るテストを受けましたので、何回かに分けてTOEFLの体験記、対策、みたいなのを書いていこうかなと思います!

今回は、とりあえず、TOEFLってどんなテストなの?ということや、私のTOEFL受験記みたいな感じで書こうかなと思います。

そもそもTOEFL iBTって?

まず、TOEFL(トーフル)のことをあまり知らない人もいるかもしれません。

日本の社会人だと、よくTOEIC(トーイック)を受けるようですが、TOEFLは確かになじみが薄そうですね。

TOEFL = Test Of English as a Foreign Languageの頭文字からきているようで、ETSというアメリカの企業が取りまとめている英語のテストです。ちなみに、TOEICもETSが取りまとめています。

TOEICに関しては、私は受けたことがないのですが、日本だと、就活の時や、社会人になってからTOEICを受けて、いい点数だと就活や昇給・昇進に有利みたいな感じでしょうか?

その一方で、TOEFLとは何なのかというと、海外の大学、大学院に出願(受験)する際に必要になる英語のテストです。

日本人が(英語圏の)海外の大学、大学院に出願する際に、英語力がどのくらいあるのかを証明しないといけないですよね?

その時に、各大学がこの志望者は英語力がどの程度あるのかな、と判断するときに使う指標一つがTOEFLです。TOEFLの他にも、IELTSなど別の英語のテストもあります。

もともとは、TOEFLはアメリカ、カナダの大学の出願、IELTSはイギリス、オーストラリアの大学への出願で求められる、みたいなイメージだったようなのですが、最近ではどちらのテストもどの国でもある程度認められているようです。

なので、日本人が海外の大学、大学院に出願する際には、各大学が求める英語力を証明するテストのスコアを提出することになります。

ちなみに、TOEFLには、TOEFL iBTや、TOEFL ITPなど複数の種類があるようなのですが、上記のように海外留学時に要求されるのはTOEFL iBTのことが多く、(iBTはInternet based testingのことです)、私はこのTOEFL iBTを受けました。

TOEFLの形式やTOEICとの違い

まず、TOEFL iBTで特徴的なのが形式です。

なんと、パソコンで回答する形式です。

試験会場に行くと、たくさんパソコンがある部屋があって、そこで各々が一つのパソコンに向かって座って、選択肢の問題に答えたり、マイクに向かってSpeakingをしたり、キーボードでタイプしたりという感じのテストです。

そして、TOEICとの違いと言えば、やはりTOEFLにはSpeakingとWritingがあるところですかね。

いわゆる英語の4技能(読む:Reading、聞く:Listening、話す:Speaking、書く:Writing)がすべて問われるテストです。

この4技能すべて問われるという点が、ReadingとListeningしかないTOEICや日本の大学受験でやってきた英語のテストとは違うところですよね(TOEICは最近SpeakingやWritingバージョンもできたようですね)。

ちなみに、TOEFL iBTは、Reading、Listening、Speaking、Writingの4つのセクションに分かれていて、各セクションが30点ずつで、計120点満点となります。

一般的に、アメリカ、イギリス、カナダの大学院のトップ校に出願するためには90-100点以上、オーストラリアの大学院だと85点以上くらいが最低限必要と言われています。

アメリカの超トップ校のビジネススクール(MBA)などは110点求められることもあるようです。

なので、私の場合はとりあえずアメリカのトップ校にも出願できるよう、100点以上を目標に掲げて勉強を始めました。

勉強開始時の自分のレベル

私はTOEFLの勉強を開始した時点で30代前半で、英語のテスト勉強というものからは長らく離れていました。大学受験の時が最後の英語のテスト勉強だったので、かれこれ10年以上ぶりの英語のテスト勉強となります。

まず、ベースラインの私の英語力はどのくらいかというと、読む力はそれなりにあるけど、Listening, Speaking, Writingは全然ダメ、という感じです。

一応、10年以上前の大学受験の時の英語力は、センター試験で90%~95%をコンスタントにとれるくらいの英語力だったと思います。

その後、大学に入学して、医師として働き始めてからは、たまに英語の論文とかを読む機会はありましたが、毎日英語に触れるかというと全くそんなことはなく、旅行先でも現地の人とのやりとりはすべて妻に任せるくらい英語に自信はない状態です笑

勉強開始時点でTOEFLを受けておくべきだったのですが、当時はコロナで緊急事態宣言が出たりして、試験会場が開いていないなどがあり、ベースラインの点数は不明ですが、おそらく何も勉強していない状態で受けたら60点前後だったと思います。

その後1年間のTOEFL受験記 ~TOEFL iBT 100点への道~

それではその後1年間の経過を簡単に紹介。

まず目標設定ですが、上記のようにアメリカのトップ校にも合格できるよう、120点満点中、100点以上を目標にしました。

ネットにあふれているいろいろな情報を踏まえると、日本人の場合はSpeakingの点数がかなり取りにくく、Readingを中心にSpeaking以外のセクションで点数をかせぐべし!という方針にしました。

シミュレーションでは、

Reading 27点、Listening 27点、Speaking 23点、Writing 27点、Total 104点

という感じで目標設定を立てました。

どうなることやら、、、。

2020年4月~勉強開始。

だいたい、1日に集中して英語を勉強する時間は平日に平均2-3時間くらい、休日はほぼ勉強時間ゼロだったと思います。平日の2-3時間の勉強時間のうち、15-30分程度はオンライン英会話でテキトーに日常会話をしていました。

正直もっと勉強時間自体はとれているのですが、なんせ集中力が続かなく、実質本当にしっかりと勉強している時間は1日2-3時間くらいだったかと思います。なぜこんなに平日に時間がとれているかどうかという点に関してはまた別の記事で書こうかと思います。

とりあえず、この時は、「よし、勉強するぞ!」とやる気もありつつ、大学受験生の時のような体力は全くなくなっていることに早速萎えたりもしていました。

2020年7月 TOEFL受験1回目

Reading 22点、Listening 23点、Speaking 15点、Writing 18点、Total 78点

勉強開始から3カ月経過。

3カ月程度勉強したのに、緊急事態宣言も明け、TOEFLの試験会場も再開したので、記念すべき第1回目のTOEFLを受験しました。

結果は上記の通り78点。

80点はいくだろうと勝手に思っていたので、それより取れてなくて、正直ちょっとがっかりした覚えがあります。目標の100点まではかなり道のり長いなと思いつつも、まあやれば上がるんでしょ?とポジティブに捉えながら引き続き勉強をつづけました。

2020年9月 TOEFL受験2回目

Reading 22点(前回から±0点)、Listening 19点(-4点)、Speaking 18点(+3点)、Writing 22点(+4点)、Total 81点(+3点)

勉強開始から5カ月経過。

前回よりアップはしたけど、Listening はかなり落ちたし、Readingも伸びてないですね。Speaking、Writingは自力が上がった、と言うよりは、TOEFLの点数を取るためのお作法(うわべのテクニック)を身に着けただけ、という感じだと思います。

当時はまあなんとかなると楽観視はしていたと思いますが、今思うと、点数的には7月に比べて英語の地力がそんなに上がっていない感じですね。

いまみると、こんなんで100点いけるの?って心配になる気もします。笑

2020年11月 TOEFL受験3回目

Reading 24点(前回から+2点)、Listening 23点(+4点)、Speaking 17点(-1点)、Writing 22点(±0点)、Total 86点(+5点)

勉強開始7カ月。

はやいものでもう半年以上たっています。

80点台後半に乗ってきましたが、まだ目標の100点に届くイメージがわきません。

設定したシミュレーション(Reading 27点、Listening 27点、Speaking 23点、Writing 27点、Total 104点)にはすべてのセクションで届いていません。

このあたりからかなり焦ってきましたと思います。

たぶんその焦りで普段の生活で機嫌も悪くなって、妻にも迷惑をかけていたような気がします。

2020年2月 TOEFL受験4回目

Reading 29点(前回から+5点)、Listening 25点(+2点)、Speaking 19点(+2点)、Writing 24点(+2点)、Total 97点(+11点)

勉強開始10か月経過。

ここでそこそこいい点数が取れないと精神崩壊するのではないかと思っていた中、なんと突然のジャンプアップになりました。

正直、感覚的には明らかに英語ができるようになった、というわけでは全くなかったのですが、、、。

Speaking、Writingの底上げができつつ、Readingは完全にテスト慣れがでてきたのかなと思います。

あと、このあたりでかなり単語力がついたのがReadingのバズり(?)にもつながったのかなと思います。個別の対策方法の記事にも書こうかと思いますが、単語、めちゃ大事だと思います。覚えるのは本当におっくうなのですが、、、。

とりあえずこの点数を取ったことでかなり精神的におちついたと思います。これがなかったらと思うと少しぞっとします。

2021年3月 TOEFL受験5回目

Reading 29点(±0点)、Listening 25点(±0点)、Speaking 22点(+3点)、Writing 24点(+0点)、Total 100点(+3点)

勉強開始11カ月経過。

ついに100点到達!

今までは2-3カ月に1回のペースで受けていたのですが、ここでは前回あと一歩のところまできていたので、感覚を忘れないうちにスパートをかけるという感じで1か月後に受けました。

事前のシミュレーションとくらべるとバランスは完全にReadingに頼っている感じですが、何とか超えました。Speakingは最終的にかなり短期的にドリルのように訓練をしたイメージです。

なかなか大変な道のりでしたが、本当に達成できてよかったです。

継続は力なりですね。

以上、今回はTOEFL受験記みたいなものを書いてみました。

今回はサラッと書いていますが、かなり試行錯誤して勉強をしたので、また対策方法みたいなものを別記事で書ければと思います。

それでは。

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