先日、OETという英語の試験を受けてきました!
その申し込み法、受験の仕方などなど今回はご紹介したいと思います!
まずOETとは?
Occupational English Testの略で、医学英語に特化した英語の試験です。
Reading, Listening, Writing, Speakingの4つのセクションで構成されています。
これはもともとオーストラリア で医療従事者として働きたい人のための試験ですが、現在は USMLE(米国の医師国家試験)のStep 2CSが新型コロナウイルスの影響で中止されているためその代替試験としても使われています。
それぞれのセクションの概要
Listeningは40分、Readingは45分、Writing40分、Speakingは20分の試験です。
ListeningとReadingはPart A, B, Cに分かれています。
Listening
Part A:患者と医者が話す内容を空欄を埋めていく形で答える、とうのが2会話分あります。
Part B:医療者同士の短い会話に対しての質問を読み、3つの選択肢から当てはまるものを選ぶ、というのが6つ分。
Part C:何かの病気の権威にインタビュアーが質問して、その会話を聴きながら6つの質問に答える(選択肢3つ)、というのが2つ分。
USMLEを勉強している人にとって一番の鬼門はオーストラリア訛りのListening、と言われています。
Reading
Part A:A〜Dまでの4つの説明文+グラフなどがあり、それを参照して各質問に答えます。
Part B:10行ほどの文章に対して質問が1つあり、当てはまるものを3択で選びます。
Part C:段落6〜8個くらいの長い文章に対して8つの質問に4択で答えます。
ListeningとReadingは全職種共通の試験になっています。
Writing
ここからはMedicineの分野のお話になります。
Writingは患者の情報がメモ書きされているのを参照しながらその患者の紹介状の文章を書く、というものです。
Speaking
Speakingは患者と医者それぞれに状況とタスクが書かれたカードが配られ、それにそってロールプレイをする、というものになります。
選べる受験方法・受験料
これまではOET on Paperのみでしたが、OET on Computerが2021年5月より開始になりました。
しかしながら永住権の申請はon Paperのみ、といったように提出先によって指定がある場合がありますので事前に確認しましょう。
受験料はOn Paperが580AUD(オーストラリアドル)くらい、On Computerが500AUDでした。
申し込み方法
OET on Paper
OET on PaperはmyOETというサイトに登録して予約を行います。詳しくはセザキング先生のブログに書いていますのでご参照ください。
私はわけがわからずon Computerで受けるにも関わらずアカウントを作ってしまいましたw
on Paperは日本では大阪のみの開催となっています。
OET on Computer
OET on Computerで受ける場合はOET Hubというのに登録します。上記のmyOETからはon Computerの試験は予約できないので注意です。
OET Hubにログインし、「Book your test」をクリック。
「Where would you like to take the test?」のところでJapanと入力し、その下のプライベートポリシーを2つクリックし、青色を緑色にしたら次のページを押すタブが現れます。
そうすると職業を選ぶところが出現するので医者は「Medicine」を選びましょう。
そして「When would you like to take the test?」のところで「September 2021」的な感じで受験したい月を選択します。
「In which city?」のところで「Tokyo」もしくは「Osaka」を選びます。(現段階ではOn computerはその2都市のみです)
その下のtesting accomodationsは宿泊施設のことなので不要ならば無視します。
そして日程を選び、時間を選びます。(東京ではほぼ金曜しか受験日がありません)ここでSpeakingの日程だけ別で聞かれます。
なんで?と思いながらテキトーに予約してしまうと、私のようなハメになるのでご注意ください笑。(後述します)
Confirm and pay for the testのページで
「I have read and agree to the Test Regulations」のタブをチェックすると、お会計ページが現れます。そしてクレジットカードで支払って予約終了です。
テスト詳細についてはこちらをご覧ください。
長くなってきたので続きをは別でアップします!