オーストラリアのようなキリスト教圏で1年で最も大切な日は、そうクリスマスです。
今回は私がオーストラリアの病院で経験したクリスマスシーズンをご紹介します!
12月の南半球は夏
オーストラリアでのクリスマスはもちろん夏です。
夏と言っても私のいるメルボルンはかなり気温が安定しないところなので軽いダウンは必要になることもあります。
オーストラリア人にとっては年末でもあり年度の終わりでもあり、学校などでは長い夏休みが始まったころになります。
サンタさんがサングラスをつけて水着を着ているグッズなどもあるので、オーストラリア名物として買ってみるのもいいかもしれません。
忘年会もちゃんとある
Year End Partyといって日本の忘年会にあたるものも職場でちゃんとあります。
2000円程度のプレゼントを交換するところもあれば、外でバーベキューをするところもあったり、職場によりまちまちです。
私の職場でも病院が職員のために無料ランチを中庭でふるまってくれました。
また、科ごとの忘年会もありました。
年賀状の代わりはクリスマスカード
日本でも「昨年はありがとうね、今年もよろしくね」と年賀状でいうように、こちらでのクリスマスカードを送ります。
メールでも問題なく、送らなくても大きな問題にはなりません。
内容も”I wish you a Merry Christmas and a Happy New Year! ”しかないカードもほとんどです。
娘は自ら学校の担任の先生にこの1年のお礼を込めてクリスマスカードを送っていました。上述のように、クリスマスを含む夏休みが終われば新しい学年になるのです。
保育園や学校の先生に2000円~5000円程度の贈り物をする人もまずまずいます。
完全に任意で贈らなくても問題はありません。日本のお歳暮のようなものでしょうか。
日本では先生に対するそのような贈り物はあまり好まれない印象があったので、こちらでは驚きでした。
クリスマスパーティでよくあるクイズが書かれた紙
パーティで頻出のキャンディ型の紙製の入れ物の中には、クイズが書かれた紙が書いていたりします。
このクイズをしながらパーティを楽しむのですが、これがまた、非英語ネイティブには超絶難しい内容で、わかったところであまりしっくりもしない、というものなのです。
クリスマスはお正月
こちらはクリスマスが終わると新年の雰囲気が漂います。
26日からもう挨拶がHappy New Year!に変わるからかもしれません。(よいお年をみたいな意味で)
しかしクリスマスのデコレーションは1月中旬ころまでそのままです。
オーストラリアでは祝日になるのは25日と26日(Boxing dayと言われる初売りのような日)のみですが、その週は職場はずっとホリデームードが漂い、病院でも縮小営業で人員が少なめになっています。
病棟にイルミネーション?!
こちらのクリスマスの飾りつけのレベルは日本を大きく凌駕します笑
スクラブという医療従事者がよく着るVネックの洋服もクリスマス柄(サンタやトナカイが小柄模様でいたり)、
イヤリングやピアスもサンタがプラプラしてるやつとか(そもそも日本でプラプラするイヤリングを勤務中につけるのは好まれません)、
それに鹿のツノがついているカチューシャをつけて勤務してたりします。
ボケ利かしすぎじゃない?とツッコみたくなるレベルですが、大真面目にそのような服装を着て普通に働いています。
ただ、全く義務ではないのでいつも通りの服装の人もいます。(年配の人の方が上記の服装の割合が多いような印象です)
そして手術室でかぶる帽子にまでクリスマス柄のものがあるのです!
こんなの販売していたんだ、、、と驚きが止まりませんでした。
各病棟で飾り付け内容は異なりますが、全病棟がっつり飾り付けます。
中には廊下の天井にイルミネーション用のライトがぶらさげられていたり、
常時送気が必要なタイプの空気で膨らんだサンタやトナカイ(高さ約1メートル)が入口においてあったり、もちろんツリーも多数かざれています。
「日本ではお正月でもこんなに飾り付けしないなぁ。クリスマスも飾りつけは小児科病棟くらいじゃなかったかな」というとオーストラリア人たちは驚いていました笑
ちなみに日本のお正月に花火はないこともよく驚かれます笑
多くの欧米諸国や東南アジア諸国では大晦日、カウントダウンの花火は恒例なようです。
いかがでしたか?
今回はオーストラリアの病院でのクリスマスの様子を主にご紹介しました!
ではまた^^